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ハレの日 Part. 4

  ようやく篠崎社長、会見 
 2018.1.27(土)

  成人式当日に店舗を閉鎖し、雲隠れした「はれのひ」の篠崎社長が昨日、午後7時過ぎから横浜市で記者会見をして、「取り返しのつかないことをした」と謝罪した。

 午後10時からの「報道ステーション」でその会見の一部を紹介していたので、視聴した。

 冒頭、弁護士から負債の説明があり、新成人に対する負債が約4億円、取引先が1億8千万円、未払い賃金が1,800万あるという。

 そのあとで、社長が立って、謝罪の言葉を述べたのだが、とても短い謝罪で、通り一遍の言葉を並べただけだった。本来ならば、これだけ世間を騒がし、新成人を悲しませる事件を起こしたのだから、土下座をして、謝罪すべきではなかったかと私は思う。

 記者から「成人式当日は、どこで何をしていたか」と問われて,「知人宅で待機をしていた」と答えた。

 「待機」という言葉は、どの口から出る言葉なのか、全く理解できない。そして、新成人に前日までに連絡ができなかったことについても、「ぎりぎりまで対応を考えていたために、できなかった」と、意味の分からない答えであった。

 この会見を聞いた新成人の言葉を紹介する。

 「当日、どうして動かなかったのか、前日までにどうして連絡をくれなかったのか、そこについてずっとはぐらかされている気がして、倒産の可能性もあったわけで、何で言ってくれなかったのだろう。そこまで『この野郎』いう思いは無かったが、会見を聞いて、すごく怒りが込み上げてきた」

 コメンテーターも①「待機」という言葉について、②社員が当日、出勤して対応していたのに,社長が雲隠れしたこと、③経営者としての責任について、厳しくコメントを述べていた。

 とくに社長が当日の朝、新成人と保護者の前で謝罪をしなかったことについて、経営者として失格であり、逃げてしまうタイプの人は経営者になるべきではないと断罪した。全く同感だ。

 当日に謝罪せず、今回、謝罪会見をしても、それは言い訳にしかならないということで、涙一つ流さなかった。 

 朗報としては、新成人が購入したり、預けていた晴れ着は、弁護士が数えたところ、1200着会社にあったという。これは、新成人に返還するということだ。

by rockyj | 2018-01-27 11:14  

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