ピョンチャンオリンピック

  羽生 金、宇野 銀に輝いた!! 
 2018.2.17(日)

 昨日の午後は、テレビの前で、男子のフィギュアスケートを観戦した。

 アメリカのNATHAN CHEN(ネイサンチェン)は前日のショート競技では転倒があり、11位と振るわなかったが、この日のフリーでは4回転ジャンプを5回行うという、オリンッピクでは初めての快挙を成し遂げて、297,35の得点となり、1位に躍り出た。

 羽生結弦〈23歳)は、「SEIMEI」の曲に合わせて滑り始め、最初の4回転サルコウを決めると、4回転トウループ、トリプルフリッツと次々にジャンプを確実に決めていく。

 演技時間4分半の後半にさしかかると、実況のアナが「後半です。羽生の体力は大丈夫か?」というので、少し心配になった。

 しかし、その心配をよそに滑らかに滑りを続けていく。最後のジャンプで右足で着地したときに、危なかったが、よくこらえて転倒をまぬかれた。

 羽生は11月9日のNHK杯の公開練習の時に4回転ルッツをしたときに転倒して、右足首じん帯損傷のけがをしている。あれから2ヶ月の間、リンクに立つことができなかった。

 滑り終えた羽生の目には涙があった。「ありがとうございました」と声に出して、観客に礼を述べていた。思わず、拍手をした。感動した!

 結果は317,85の最高得点で、NATHANの得点をはるかに上回って、1位が入れ替わる。

 スペインのフェルナンデスが次に演技したが、305,24で2位となり、ここで羽生の銀以上が確定した。

 最後に登場したのは、宇野昌磨だ。宇野は最初のジャンプで転倒してしまったが、その後は次々とジャンプを決めていき、安定した演技を見せた。前日のショートに比べて、落ち着いた演技だった。

 その証拠にTECHNICAL ELEMENTS(技術点)では、羽生の得点を1,45上回っていた。

 宇野は306,90という合計点で、堂々の2位となり、ここで日本のワン・ツー・フィニッシュが確定したのだ。

 【得点結果】
         SHORT SKATING、     FREE SKATING、   TOTAL、
 1位 羽生結弦(日本 )111,68       206,17      317,85

2位 宇野昌磨(日本) 104,17      202,73     306,90

3位 JAVIER FERNANDEZ 107,58       197,66    305,24

 テレビの解説によると、羽生はけがをした4回転ルッツを封印して、4回転サルコウを2回、トウループを演技に採用したという。宇野は4回転サルコウを飛ばず、フリッツ、トウループ、ループで勝負したということだ。

 【勝者の言葉から】


 羽生結弦 「この会場で滑ることができて、ホットしているのと、あとは自分がほんとにやりきれたなと思うぐらいの演技ができたことがまずよかった。右足に感謝しかない。」

 宇野昌磨 「一個目のジャンプは失敗したけど、最後まで満足できる演技ができた」

 《66年目の偉業とは何か》


 オリンピックの男子のスケート競技では、テレビなどで「66年目の偉業」という言葉がしばしば出てきたが、何が66年前にあったのかについて、詳しく解説したのを聞かなかった。どこかで解説がされていたのかもしれないのだが・・・。

 そこで、ネットで検索してみて、初めて私も知ることができた。

 Dick Buttonはアメリカのスケート選手で、1948年のサンモリッツ、1952年のオスロで開催された冬季五輪で、連覇して金メダルに輝いている。それ以来、個人のスケートでの連覇は無かったということだ。それを羽生は、ソチに続いてピョンチャンで達成したわけだ。

 なお、Dick Buttonは1948年から1952年の世界選手権でも連覇の記録を持つ。
 現在、88歳だが、スケートの解説者をしている。

 

 
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# by rockyj | 2018-02-18 10:37 | Comments(0)  

西郷の首 Part.2

  作者の伊東 潤 
 2018. 2.10

  作者の伊東 潤は、公式サイトで次のように「西郷の首」について、述べている。

 本書「西郷の首」によって、私の「西郷隆盛と明治維新三部作」は完結しました。『武士の碑(いしぶみ)』では西郷隆盛側近の村田新八の視点から、『走狗』では西郷に大恩がありながら、袂(たもと)を分かち、大久保利通側についた川路利良の視点から、そして『西郷の首』では、不遇をかこつ加賀藩士の視点からそれぞれの幕末維新と西郷隆盛を描きました。

 明治維新から150年を迎える2018年、この三部作を世に問うことは、今を生きる作者としてこの上ない喜びです。

 「明治維新とは何だったのか」「西郷隆盛とは何者だったのか」という私なりの答をお読みいただき、皆さんにも一緒に考えていただきたいと思っています。

  《伊東 潤》


 1960年、横浜市生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。日本IBMを経て、外資系企業のマネジメント歴任。

 2007年、「武田家の滅亡」(角川)でメジャーデビュー。
 2010年、専業作家となり、今に至る。

 「西郷の首」は本物だった 西南戦争で自決後、発見将校の履歴書見つかる

〈2014年3月7日 産経新聞)

 西郷隆盛の首は、明治10年9月の鹿児島市の城山の戦いで西郷が切腹した後に、官軍の将校によって発見、官軍の指揮官だった山県有朋らによって確認され、胴体とともに南洲墓地に埋葬されたとされていた。

 しかし、一部には未発見説、偽物説があり、西郷生存説も流布された。

 今回、発見されたのは、当時、金沢の陸軍歩兵第七連隊の中尉だった千田登文(のりふみ)が大正の末から昭和の初期にかけて陸軍に提出するために書いた「履歴書」。

 その中で「西郷ノ首ナキヲモッテ登文二探索ヲ命ゼラル」「探索ヲナシタルニ、ハタシテ門脇ノ小溝二埋メアリヲ発見シ、登文、首ヲモタラシテ、常光明寺二イタリ、山県参軍、曾我少将二呈ス」
ときわめて具体的に書かれている。

 「履歴書」の記述によって、発見・埋葬された首が、本物であることがはっきりしたことで、「西郷の首」伝説は、終止符を打つことになる。


 感想ひとこと・・・

 「西郷の首」という一冊の本に出会ったことで、次は三部作の残りの「武士の碑」と『走狗」の二冊も読んでみようと思う。

 「西郷の首」という本は、事実に基づいて書かれたものである。もちろん、小説であるから、主人公の考え方や思いについては、作者が自由に筆を進めている。

 幕末から明治維新の出来事については、高校で日本史を選択しなかったため、私の知識は乏しいものがある。大久保利通公が暗殺された「紀尾井坂の変」についも知らなかったし、西郷隆盛の首を官軍の将校が発見したこともだ。

 一冊の本を読んだことで、歴史上の知識が増えたことはうれしい。そして、次に読みたい本が見つかったことも、ありがたいことだと思う。


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# by rockyj | 2018-02-10 10:43 | Comments(0)  

この本が面白い

 伊東 潤の「西郷の首」 
 2018.2.8(木)快晴
  今年は明治維新から150年になるという節目の年だ。

 おそらくそれに因んで企画されたと思われるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」がスタートしている。なかなかテンポの速い展開で、西郷吉之助は、あっという間に子どもから薩摩藩に仕える下級武士へと変身した。

 幕末の薩摩藩が舞台だから、当時の薩摩の人々の言葉がしきりに飛び出してくるので、全国の視聴者には聞きづらいところが多々あるかと思うが、適当に聞き流して見ていただければいいのではないか。

 図書館に予約していた伊東 潤という作家の書いた「西郷の首」という本を先月に読んだ。伊東 潤は歴史小説を主に書いている気鋭の作者である。内容に引き込まれて、次々と読み進んでいった。なかなか面白い本だったので、紹介したい。

 西郷という題名にひかれて予約したのだが、かんじんの西郷さんは、1ページも書かれていなくて、どちらかといえば大久保利通の方を多く書いてある。

 物語の舞台は、加賀百万石といわれた加賀藩(現在の石川県)である。足軽階級の二人の武士の生き方を通して、幕末から明治にかけての激動の時代をダイナミックに描き出している。

 明治新政府は、討幕運動の中心となった薩摩、長州、土佐、肥前の4つの藩の出身者を官吏に登用し、戊辰戦争で会津攻めで多くの血を流した加賀藩の士族は登用されなかったことから、加賀では士族階級の間に政府に対する不満が高まっていた。国内でも各地で不平士族の反乱が起こっていく。

 島田一郎は、加賀の不平士族の結社を作り、反政府活動に身を投じ、やがて初代内務卿(首相)である大久保利通の暗殺を計画していく。

 一方、幼なじみの千田文次郎は、明治政府の軍人となり、命令を忠実に実行し、順調に出世をしていく。島田一郎の反政府的な考えにはついていけず、幾度となく急進的な考えを捨てさせようとするが、できなかった。

 やがて、西郷隆盛を首領とする西南戦争が始まり、千田文次郎は政府軍としてこの戦いに参加する。そして、西郷の首と出会うのである。

 







 

 
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# by rockyj | 2018-02-08 10:24 | Comments(0)  

BIG SIZE写真展

 大きさと美しさとに感動した 
 2018.2.4(日)

 近所に写真が趣味の男性がいて、ふとしたことで私たちのOB会の歩こう会にお誘いした。
 正月にBIG SIZE写真展の案内をもってきてくださったので、出かけるのを楽しみにしていた。

 3日(土)にも見てきたが、写真撮影ができると知り、きょう出直した。SNSにも使っていいということなので、早速、ブログに載せて、こういう感動を人々に与える写真を紹介したい。

【Big Size 写真展 in 大美野アート2018】
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 会場は堺市立東文化会館2階(北野田駅から歩道で直結している)
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 錦秋古寺(埼玉県平林寺)浅野哲夫さん
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 紅燃ゆる(東京都六義園) 浅野哲夫さん
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 天上の妖精(長野県白馬五竜)湯川治男さん
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 梅雨の晴れ間(堺市白鷺公園)赤澤幸治
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 アタック(長野県常念岳) 元谷良行さん
 写真は縦サイズだが、このブログでは横にしか入らないので困っている
 会場のB1サイズの写真をよくよく見ると、小さく登山者の二人が登っているのが分かる。

 私も蝶ヶ岳から常念岳へと縦走登山をしているが、こういう写真を撮影できる場所があっただろうか。すごい高度感のある写真だ。
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 もうひとつの秋(長野県大滝村) 花澤徳昭さん
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 枯木の群立(長野県大滝村) 花澤徳昭さん
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 おまんと祭(愛知県高浜市) 長谷川初巳さん
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 夕陽のダイアモンド富士(山梨県河口湖) 長谷川初巳さん
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 山峡の章 Ⅱ(大雪山天人峡) 井口正典さん
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 まもなく離陸(大阪府伊丹空港) 佐々木豊さん
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 ベイエリア(香港) 許斐信明さん
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 夕照(熊本県宇土市)2m 宮田 武さん
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 丹後の夕焼け(京都市京丹後市)2,2m 宮田 武さん
 画面の上の写真
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 大台の朝(奈良県大台ケ原)3,3m 宮田 武さん
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 白鷺天国(京都市綾部市) 宮田 武さん
 由良川の位田橋付近には、10月になると外来種の白鷺が現れる。その数、やく1000羽。夕方になると、シラサギはねぐらに帰ってくる。対岸の同じ地点から21枚の分割撮影したものをパソコンに取り入れて、コンピューター処理した写真である。

 実に長さが7,2mの大作で、しかもつなぎ目はわからない。
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 撮影者の宮田 武さんから、解説をしていただいた。「やってみませんか」と言われたが、とてもとてもとお断わりさせていただいた。 
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 「白鷺天国」の一部分を切り取る

 (一部の写真の題名と作者が不明です。悪しからず)

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# by rockyj | 2018-02-05 09:40 | Comments(1)  

草津白根山

 草津白根山が噴火した 
 2018.1.29

  日本百名山の中に、白根山は二つある。一つは日光白根山で、その主峰は奥白根山で2578mある。日光の山群の中では最高峰で、日本列島のこれより北にはより高い山はない。シラネアオイという花の名前はこの山からついた。

 もう一つの白根山が今回噴火した山だ。タイトルには「草津白根山」と書いたが、これも正しくは「本白根山」という。草津の白根山は、「白根山」と「本(もと)白根山」のふたつがあり、まとめて草津白根山という。

 「白根山」は30年ほど前に噴火したことがあり、それ以来、登山はできないが、白根山にある3つの火口湖の一つの「湯釜」は、美しいコバルトブルーの水をたたえていて、駐車場から15分程のところにあり、ツアーの観光客が必ず訪れるところだ。

 私は2010年6月に草津白根山の登山をしたのだが、残念ながら湯釜方面にはガスが立ち込めていたので、見ることができなかった。

 本白根山に登ることが百名山の目的となるのだが、ここも三角点がある山頂付近は火山性ガスがあるために立ち入り禁止となっていて、2150mの「探勝歩道最高地点」までしか行けなかった。

 今回の噴火は、これまで3000年以上にわたって、噴火したことが無かった本白根山側で起こった。鏡池は旧火口の東側にある池だが、少し登ったところには、展望所があり、そこからは広々とした旧火口を眺めることができた。まさか、こういうところで噴火が起こるとは。

 当時、私達登山ツアーの一行は、この鏡池の横にある探勝歩道をのんびりと火口の景色を物珍しく見ながら歩いたことを記憶している。

 昨日の飛行機からの観測によると、噴火口は鏡池の北側にあり,東西約500mの範囲に5つの火口列があった。さらにリフトに近いところにも一つの噴火口があった。

 本白根山から6km下っていくと、有名な草津温泉がある。湯畑が観光の名所だ。私も家族旅行で宿泊し、湯畑を見学に出かけて、そのスケールの大きさに圧倒された。

 このブログの「2010年6月」の項目を検索していただくと、画像は今より小さいけれど、私の本白根山登山の様子が見て取れます。よろしくお願いします。

 いつもブログを見てくれていて、メールで感想をよこす高校の同窓生から、「噴火のニュースを見て、こんな危ない目に逢わずに、百名山登れてよかったね」と心に響くメールが届いた。今回の噴火では、訓練中の自衛隊員の一人が噴石を背中に受けて亡くなった。

 噴火直後に撮影されたものを見ると、おそらく訓練中だった自衛隊員と思われる人々が、雪原を走って下っていく様子が見える。山の斜面や雪原には、降り注ぐ噴石が起こす雪煙が立つのが分かる。亡くなった隊員は、若い隊員の上に覆いかぶさったのだという。

 人生は何が起こるか、分からない。こういう自然災害は、自分では避けることができないからなおさらだ。

 そういうことを思っていたら、30日のニュースで、蔵王山も噴火警戒レベルを1から2に引き上げたという。

 蔵王山もコバルトブルーのお釜が観光の目玉だ。リフトでお釜の近くまで行けるので、読者の中には、自分も見てきたという方が多いと思う。

 報道によると、蔵王山では山頂の南方向が隆起する地殻変動が傾斜計で分析され、これが継続しているほか、30日午後には火山性微動の振幅がこれまでで最大となったという。気象庁は小規模な噴火の可能性があるとして、火口周辺規制を2へ上げて、注意を促している。

 私が蔵王と那須山にひとりで登山の旅に出かけたのは、2015年の8月だった。この二つの山は。これまでの登山ツアーからはずれてしまったので、自分で行くことにした。

 蔵王山のお釜周辺は、その年の7月から火口周辺への立入り規制が解除されていて、お釜を見に行けることになった。実際に登山して、コバルトブルーのお釜(正しくは火口湖だが)を我が目で見たときは、とても感動した。そして、その美しさもだが、スケールの大きさにも驚かされた。実に大きな火口湖だった。

 この時の登山については、2016年9月の項目で、検索してください。





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# by rockyj | 2018-01-29 10:38 | Comments(1)  

ハレの日 Part. 4

  ようやく篠崎社長、会見 
 2018.1.27(土)

  成人式当日に店舗を閉鎖し、雲隠れした「はれのひ」の篠崎社長が昨日、午後7時過ぎから横浜市で記者会見をして、「取り返しのつかないことをした」と謝罪した。

 午後10時からの「報道ステーション」でその会見の一部を紹介していたので、視聴した。

 冒頭、弁護士から負債の説明があり、新成人に対する負債が約4億円、取引先が1億8千万円、未払い賃金が1,800万あるという。

 そのあとで、社長が立って、謝罪の言葉を述べたのだが、とても短い謝罪で、通り一遍の言葉を並べただけだった。本来ならば、これだけ世間を騒がし、新成人を悲しませる事件を起こしたのだから、土下座をして、謝罪すべきではなかったかと私は思う。

 記者から「成人式当日は、どこで何をしていたか」と問われて,「知人宅で待機をしていた」と答えた。

 「待機」という言葉は、どの口から出る言葉なのか、全く理解できない。そして、新成人に前日までに連絡ができなかったことについても、「ぎりぎりまで対応を考えていたために、できなかった」と、意味の分からない答えであった。

 この会見を聞いた新成人の言葉を紹介する。

 「当日、どうして動かなかったのか、前日までにどうして連絡をくれなかったのか、そこについてずっとはぐらかされている気がして、倒産の可能性もあったわけで、何で言ってくれなかったのだろう。そこまで『この野郎』いう思いは無かったが、会見を聞いて、すごく怒りが込み上げてきた」

 コメンテーターも①「待機」という言葉について、②社員が当日、出勤して対応していたのに,社長が雲隠れしたこと、③経営者としての責任について、厳しくコメントを述べていた。

 とくに社長が当日の朝、新成人と保護者の前で謝罪をしなかったことについて、経営者として失格であり、逃げてしまうタイプの人は経営者になるべきではないと断罪した。全く同感だ。

 当日に謝罪せず、今回、謝罪会見をしても、それは言い訳にしかならないということで、涙一つ流さなかった。 

 朗報としては、新成人が購入したり、預けていた晴れ着は、弁護士が数えたところ、1200着会社にあったという。これは、新成人に返還するということだ。

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# by rockyj | 2018-01-27 11:14 | Comments(1)  

ハレの日 Part.3

  赤字経営の実態が明らかに 
 2018.1.15(月)

 日常を表す「ケ」に対して、「ハレ」は祭り、祝い事などの非日常を表した言葉だ。高校の古文で習った。「晴れ着」とは、「ハレの日」に着る着物ということ。

 篠崎洋一郎社長(55)以下が姿をくらましている着物の販売とレンタル業者の「はれのひ」の経営実態が明らかになってきている。東京商工リサーチによると、2016年9月期時点で、6億1千万円超の負債総額があったという。

 また、社員の給与の未払いが続き、横浜労働基準監督署が昨年の8月から5回にわたって、是正勧告を出していたという。社員の退職も相次いでいたということだ。

 こういう経営実態は、一般には公表されていなかったから、保護者や新成人がこの店を信用して着物を購入していたのは、しかたがない。

 9日朝に放送された小倉キャスターの「とくダネ」によると、シンガーソングライターのユーミンの実家である八王子の荒井呉服店が8日の成人式の日、「はれのひ」の騒動を知り、ツイッターで次のようなお知らせをしていたという。

 八王子荒井呉服店 (拡散希望)

 『11時からの着付けが5組まで承れます。お振り袖がない方は、10時くらいまでにヘアメイクをすませてご来店いただけば、当店にて11時からの着付けに間に合うようにレンタルの振り袖をお選び、ご準備させていただきます。』

 NO.2で紹介した東北出身の呉服店主の記事を次に掲載する。

  《2018年1月11日付け 産経新聞》 

  「手助け当然」代わりに着付け 

 「はれのひ」が成人式の日に着付けをするはずだった横浜市北区のホテルでは、同業者の「ふりそでシミズ」が約50人の着付けを代わりに引き受けた。

 東日本大震災で被災した清水雅昭社長(55)=福島県いわき市、の「困っている人を助けるのは当然」との思いからだった。
 
 式典前日の7日夜、はれのひは予定していた振り袖の搬入に姿を見せなかった。「ただごとではない」ホテル側は同じ会場で着付けをする同業者に手助けを求め、清水社長はヘアメークや着付けのスタッフ10人を手配した。

 翌8日早朝から新成人がホテルに集まってきた。泣き出す人や放心状態になる人が続出。式典まで時間が限られていたので、振り袖や道具がそろっている新成人に優先して声をかけた。

 社長は東日本大震災で自宅が半壊。「人から手を差し伸べられる嬉しさを肌で感じた。何か、恩返しをしないと、と心に刻んできた」と話した。

 無事、振り袖を着れた新成人の中には、家族全員が集まって、我が子の姿に拍手する姿や、泣きながらお礼を言って式典へ向かう家族もいた。

 (※この業者の場合、振り袖や道具がそろっている新成人に対して、手助けをしたわけだが、振り袖などが会場に届いていなかった新成人に振り袖などを準備することは当日の朝であるから、難しかったと思われる。したがって、成人式への出席を諦めた新成人もかなりいたと思われる)

【1月12日付けの産経新聞の社説から】
 一部を紹介する。

 「被害者側に非はなく、加害者側に刑事罰を科すことで、社会正義は保てる。

 新成人に教訓があるとすれば、世の中にはこうした悪意が存在するという、救い難き事実である。」

 15日(月)21時からのNHKニュースによると、横浜や八王子など、各地の消費生活センターや自治体への被害の届けは、1,700件余りで、被害総額は3億円を超えている。来年度以降の成人式の着物の被害者が半数から3分の2になるという。

 国外に出ていないと思われる篠崎社長は、逃げ隠れせずに会見を開いて、被害者の前でまずは謝罪すべきである。そして、被害者への弁償をどのように行うのか、あるいは購入した晴れ着を返還することができるのか、きちんと説明をしなければならない。

 (この項、終わり)

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# by rockyj | 2018-01-15 16:39 | Comments(0)  

ハレの日 Part.2

  はれのひ閉鎖 ツイッターに怒りの声 
 2018.1.12

  昨日の朝、外に出てみると、家々の屋根が雪で白くなっていた。これは大変。我が家ではNHKの放送の画像が乱れることがあり、年末に電気店に来てもらって調べてもらったら、アンテナの交換が必要ということになった。昭和63年に新築の家を購入して以来、一度も点検などしなかった。今ではアンテナは少し傾いてもいる。デジタル放送になったときに、アンテナも交換すべきだったということ。

 11日がその作業の日だったのだが、9時半に業者が来て、雪で白くなっている屋根を見ながら、「滑るので今日の作業は中止する」ということになった。来週は暖かくなるので、20日(土)の午後に作業をしてもらうことにする。寒い時の作業で気の毒だなと思う。

自動車保険の早割の期日が迫っているので,ネットで継続の手続きをして、午後2時過ぎからウオーキングがてらローソン店までいき、支払った。38,880円也。

 3時に開店するマッサージ店に、今年初めて入る。大体、月に2回は体をほぐしていただく。保険で1回の支払いは190円也。産経新聞を読みながら、足を温めたり、大きいゴム製(?)の袋に脚を入れて、圧迫を繰り返す。その後、ベッドで20分くらい、体をマッサージしてもらう。院長先生のマッサージがやはり格段に上手で、よく頼んでいる。もう4年ほど、登山の後は必ず、ここでくたくたになった体をほぐしてもらってきた。かれこれ1時間は遊ばせていただく。こういうゆったりとした時間を過ごせるのはありがたい。

 百名山踏破の時には、私の記事を掲載してくれたミニコミ紙の記事と、登頂の記念写真を壁に掲示させていただき、店への感謝の言葉をつけた。それくらい、この店には感謝している。

 ところで、ネットで拾った「はれのひ」の記事だ。

「ツイッターには事件後、『オークション等で出品されてはすぐに気づけないなので、どうか心当たり御座いましたら、ご連絡下さい。亡くなる前の祖母がお金を出してくれたものなのに、一度も着ることができないなんて悔しいです』といった声や、『母が一生懸命貯めてくれたお金で購入しました。まさか、こんなことになるなんて思いませんでした。涙がとまりません』といった投稿がみられる。」

 また、昨日の産経新聞によると、東日本大震災で被災した経験をもつ呉服業者が、被害にあった新成人の方に着物を貸し出し、着付けをしたということだ。自分も人々に支援していただいたから、困っている人を助けるのは当たり前だと話したということだ。今回の事件は、実に腹立たしい出来事であったけれど、こういう心が明るくなる話題が次々と報道されることは、とてもいいことだと思う。


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# by rockyj | 2018-01-12 10:39 | Comments(0)  

ハレの日

  成人式の晴れ着のトラブル 
 2018,1,8(祝)

  今日は成人の日であるから、小雨降る中、国旗を門に掲揚した。雨が降ろうと、風が吹こうと国旗は掲揚する。

 「ハレの日」とは、いつもと違うおめでたい日のことだ。よりによって、そういうおめでたい名前を会社の名前にいただいたところが、成人式を迎えた乙女子たちに悪夢をもたらすとは、正月早々、とんでもないできごとだ。

 昼のテレビを見ていると、横浜市で新成人が着物の着付けに出向いたら、業者がいなかったという。これはどうしたことなのか。八王子市でもあったという。

 横浜市中区に本社がある「Hare no hi(はれのひ)」というレンタル着物の会社の支店が、8日の朝、もぬけの殻になっていたという。

 指定された8日午前4時に八王子の支店に出向いた新成人は、支店が真っ暗でスタッフがだれもいないことを知る。ほかにも新成人たちが集まっていた。彼女たちは警察に被害を申告した。

 新成人の女性は「2年前から予約し、着物代やメイク代など60万円を払った。なぜ当日にこうなるのか」と憤った。「せっかく買ってくれた母親に申し訳ない」と涙を流した。

 八王子市では、急遽、着付けのボランテイアを募集して、新成人に着付けを行った。「私達が 着つけたのは6人だが、被害者は100人ほどいたらしい」とボランティアは話していた。

 4つの支店の中で、福岡支店だけは平常通り、営業した。

 ここの支店の女性の責任者は、「1月に入って、社長と連絡がとれなくなった。今日は営業するのが当たり前だと思って。お嬢様たちを泣かせるわけにはいかない」と語っていたが、実に立派な考え方だ。名前も知らないのだが、社長にもこの責任者のような考えを持ってほしかったと思う。

 資金繰りが苦しくなって、土壇場で計画倒産をやらかしてしまったのだろうが、社長は速やかに警察に自首すべきだ。

 明日のワイドショーで事件の詳細は、とりあげられるだろう。

 このニュースを見て思ったことは、日本人はやはり素晴らしいということ。一つは八王子市のように、着付けのボランティアをすぐに呼びかけて、これに休みなのに駆けつけた人がいる。このほかに当然、着物も必要になったわけで、八王子や横浜などの店の近くの呉服店や美容院などが着物の貸し出しや着付けを申し出て、新成人を助けたという情報もある。

 二つめは、さきの福岡店の対応だ。ほかの支店ではもぬけの殻で夜逃げ同然になっていたのに、「お客さまが第一」という考え方で、無給覚悟で着付けなどをして、新成人を送り出したのだ。このことは、繰り返しになるけれども商売人として実に立派だと思う。

 窮地に立たされたけれど、人々の暖かい心によって、無事に着物で成人式に参加できた女性は、「できれば、数日前に準備できませんと言ってほしかった」と話していた。

 姿を見せない社長に、この言葉は届いているのだろうか。

〈9日〉
 新年はじめての「元気体操」の後、午後から図書館に行き、新聞に目を通した。記事は三面に大きく掲載されていた。

 「一生に一度なのに」涙と怒り

 「はれのひ」による着付け会場を提供する予定だった新横浜国際ホテルには、午前4時半過ぎから新成人らが訪れた。業者がいないと知らされると、驚きや戸惑いで涙ぐむ姿もあったという。

 「はれのひ」が同ホテルで受けていた着付けの予約は、推定で200人。このうち100人には同様に契約していた別業者を含む計8社に手配を依頼できたが、残り100人についてはあきらめてもらうか、新成人側が業者を手配せざるを得ない状況だったという。

 副総支配人の佐藤茂信さんは「女性たちの気持ちは、とても言葉では表せない」と苦渋の表情を見せた。


《被害者は今後も増えるのではないかという》

 テレビの報道によると、成人式の着物と、卒業式の袴をセットにして申し込んでいるケースが多いという。また、2年前から申し込む人も多いので、来年の成人式の着物を既にこの業者から購入した人もいるとみられている。

 今回の被害者は、一人平均で30万円以上を既に支払っていたが、かんじんの着物は着付けの会場に送るということになっていたので、ほとんどの被害者が着物を手元に持っていなかった。このことも詐欺的な手法ということになるのではないだろうか。

 損害補償の道が見えないことは、とても残念なことだ。

 



 



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# by rockyj | 2018-01-08 22:58 | Comments(0)  

かぶら寿司

  ラジオとテレビで紹介された「かぶら寿司」とは・・・  
 2018.1.6(土)

  年齢のせいで朝早くに目覚めることが多い。「ラジオ深夜便」の朝4時過ぎからの放送で、なかなかいい内容のものがあるので、図書館にある「ラジオ深夜便」という冊子でチェックしている。
 今朝は午前5時からの「マイあさラジオ」を聴いていると、「全国食べものうまいもの」で、農産物コンサルタントの山本謙治さんが、金沢の「かぶら寿司」の紹介をしている。ぶりを挟んだかぶらを米こうじで漬け込んだ発酵食品だそうだ。

 番組を進行する男女のアナウンサーも初めて試食し、感嘆の感想を述べている。どんな味がするのだろうか。一度、食べてみたいものだと思う。

 今朝はゆっくりと7時45分に起床。土曜日はまず「旅サラダ」という朝日放送の番組を見ることから始めるのがいつもの習慣だ。

 すると、ゲストの谷原章一がキューバの旅に出かけていたので、これをじっくりと見せてもらった。アメリカとの国交断絶の為、昔のアメリカ車が今も町中にあふれていた。そのあとは、小顔のかわいい女性レポーターが金沢のうまいものを訪ね歩く。もしやと思ってみていると、地元の人が「かぶら寿司」を推薦していて、レポーターは教えられた「かばた」という老舗の店に入っていく。

 ここで、「かぶら寿司」というものを初めて私も目にした。

 番組終了後にネットで「かぶら寿司 かばた」で検索すると、詳しく商品の紹介があった。

 江戸時代に加賀藩の武家出入りの魚屋が、お得意様への正月用進物として考え出したといわれるという。旧加賀藩の地域で広くつくられている。

 「かばた」では、加賀の伝統野菜の青かぶらを冬の期間は用いている。

 「青かぶら」とぶり、この二つの味が出会い、引き立て合って生まれた金沢の冬の味覚である。

一日にラジオとテレビで二回も「かぶら寿司」の話題だった。これも何かの縁だろうか。後日にネットで注文してみたい。

 ※「かばた」  金沢市野町5丁目12-18 
         株式会社 マルハ商店(076-242-1915)

         電話でも注文できます

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# by rockyj | 2018-01-06 11:06 | Comments(0)